子供は外で遊ぶと目が良くなる

近視になる子供の数が増えています。

放課後の塾通い、そしてテレビゲームにパソコンと子供の目を疲れさせる要素で溢れかえっています。
必然的に子供たちは、室内で過ごす時間が多くなります。つまり、屋外で遊ぶ機会が減っていることになります。
これは、ただでさえ勉強やゲームで近くのものばかり見ているのに、遠くのものを見る機会を失っていることなのです。これでは、視力が低下して当たり前です。

勉強やテレビ、そしてゲームといったものは、見る対象が近くにあるので、毛様体筋は緊張したままです。これを続けていると、いざ遠くを見ても、毛様体筋の緊張が解除できずに、ピントがぼやけます。
近くのものを見たら、今度は遠くのものを見る、とバランスよく目を使うのが、毛様体筋をスムーズに動かすポイントなのですが、室内にばかりいると、毛様体筋を弛緩させる機会がほとんど無いのです。

子供の近視の予防には、外で遊ばせると良いですね。
屋外で遊ぶと、自然と視野は広くなり、遠近を交互に見ることも多くなりますので、立体感や遠近感が発達します。動くものを見る機会も増えるため動体視力が養われますし、コントラスト感度も発達しやすいと言えるでしょう。

とは言え、現代の社会は、残念ながら子供たちを安心して遊ばせておける環境とは言い難いものあります。子供を危険な目に逢わすくらいなら、部屋でゲームで遊ばせておいたほうが安心、と思う親御さんもおられると思います。

そんな場合、大人が指導してくれる野球やサッカーのような団体スポーツに参加させてはいかがでしょうか。
こういったスポーツは、広いフィールドを使いますので、遠くを見なければなりませんし、動くボールを目で追う必要があるので、動体視力も鍛えられます。それに遠くと近くを交互に見るので、立体感や遠近感が発達します。
おまけにコミュニケーション能力も身につきますし、努力や工夫、忍耐なども学ぶことでしょう。

子供の可能性は無限です。視力の低下は、こういった可能性を妨げる要素になりかねません。そうならないためには、周りの大人が子供の目が疲れないような環境を積極的につくることが大切だと思います。






☆14日間視力回復プログラム!ジニアスeye☆
ニンテンドーDS「目で右脳を鍛える」で有名な川村博士が開発した視力回復プログラムです。