日常生活においては、利き目が問題となることは殆んどありませんが、スポーツになると自分のどちらの目が「利き目」なのか、知らないとハンデになることも少なくありません。
例えば、野球は、投手側の目が利き目(右バッターなら左目が利き目)である方が正確にボールを捉えやすく有利とされているそうです。
サッカーのようなスペースを使った競技では、利き目に合ったポジションがあるそうです。また、スキーのターンにも利き目が影響することが分っています。
ダーツやアーチェリー、ビリヤードといった的に狙いをつける競技になると、利き目と利き腕が異なると、かなりのハンデになるそうです。もちろんフォームを工夫するなどして克服しているアスリートもたくさんいますが、それは自分の利き目がどちらかなのかを知っているからこそ自分の利き目に合わせたフォームの改善ができたわけです。
利き手や利き足なら、いちいち調べなくても分りますが、利き目となると調べなくては、判別できない人が殆んどでしょう。
自分の利き目の簡単な判別法としては、人差し指を立てたら、真っすぐ腕を伸ばして顔の正面に置ききます。片目をつむって左右交互に人差し指を見ます。その際、両目で見たときと同じ位置に見えた目が利き目で、ずれて見えた目が利きでない方の目です。
つまり、利き目でモノを捉えて、利き目でない方の目で、周辺を補うのが、それぞれの目の役割のようです。そのそのため一般的に利き目の方が神経の感受性が高いとされています。
子供にスポーツをやらせるのなら、どちらの目が利き目なのかチェックしておくことをお勧めします。
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